私は,MacOSX(10.3.9)でpythonというコンピュータ言語でプログラムを書く際に,miというフリーのテキストエディタにフリーのmi用pythonモードを加えて使っています.mi用pythonモードはMacのクラシック環境用に作られたものなので,OSXでそのまま使うといくつかの機能が使えません.そこで,ここではpythonモードを少しだけ修正して,失われた機能をいくつか復元する方法をご紹介します.
※復元させる機能:
・「コマンド+R」によるスクリプト実行
・「コマンド+I」によりPythonIDEでファイルを開く
以下は,mi用pythonモードをMacOSXで利用可能にするための手順です.
(ご利用の環境により,手順が若干異なるかもしれません.また,これらの手順によってなんらかの損害がありましても補償できませんので,ご了承下さい.)
まず,こちらからpythonをダウンロードして,インストールします.
次に,こちらからmiをダウンロードして,インストールします.
こちらから「mi用pythonモード」をダウンロード.(インストールは後で.)
ダウンロードしたファイルをダブルクリックして,「Python_mode_f」をマウント.
「Python_mode_f/Python/tool」内のファイル名が文字化けしていたら,各ファイル名を,
2 コメント"""〜"""
3 コメント#
4 コメント#削除
order
Python Interpreterで実行
PythonIDEで開く
SearchPyDocを起動
のように修正する.(「order」というファイルの中にもそれぞれのファイル名は書いてある.)
miを起動する.
「メニューバー>mi>オプション>新規モード(インポート)...」
で「Python_mode_f/Python/Python」を選択.
「メニューバー>mi>モードの設定>python>ツール>Python Interpreterで実行」を選択,ダブルクリック.
<<<DROP(Pyth)
を
<<<DROP(MacPython-2.3/PythonLauncher)>>>
に書き換える.
(注:最後に改行を入れないように.入れてしまうと,プログラムに改行が入ってしまいます.)
もし,miのウィンドウを閉じて,実行したければ,
<<<DROP(MacPython-2.3/PythonLauncher) CLOSE>>>
に書き換える.
(PythonLauncherが「MacPython-2.3」フォルダ内にないときは,そのフォルダ内にPythonLauncherのエイリアスを作成するか,もしくは,PythonLauncherのある場所を指定する.アプリケーションの指定の方法については,miのヘルプの「ツールコマンド一覧」を参照.)
「メニューバー>mi>モードの設定>python>ツール>PythonIDEで開く」を選択,ダブルクリック.
<<<DROP(Pide)
を
<<<DROP(MacPython-2.3/PythonIDE)>>>
に書き換える.
手順は以上です.
最後に,テキストエディタmiをフリーで公開されている上山様と,mi用pythonモードを同じくフリーで公開され,この度,本ページの公開を許可して頂きました吉村浩幸様に深く感謝致します.
もしこのページに関して何かございましたら,こちらにお願いします.